web拍手 明日より、PCでの更新が難しくなることもあって、まだ日にちはあるのですが今年の事について思いを巡らしておきたいと思います。米国も日本も今年は(米国は昨年だけど)、政権交代がなされた年でした。米国では、黒人系としては初めての民主党のバラク・オバマ氏が、史上最低の大統領という呼び名もあった共和党のジョージ・W・ブッシュ氏に替わり第44代大統領に就任しました。日本では、漢字が読めないとの評判の麻生太郎氏に替..."> 過度の期待は駄目だが、絶望はもっと良くない。 好日亭日乗
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明日より、PCでの更新が難しくなることもあって、まだ日にちはあるのですが今年の事について思いを巡らしておきたいと思います。

米国も日本も今年は(米国は昨年だけど)、政権交代がなされた年でした。
米国では、黒人系としては初めての民主党のバラク・オバマ氏が、史上最低の大統領という呼び名もあった共和党のジョージ・W・ブッシュ氏に替わり第44代大統領に就任しました。
日本では、漢字が読めないとの評判の麻生太郎氏に替わり、民主党代表の鳩山由紀夫氏が第93代総理大臣に就任しました。
いずれの指導者も就任当時は絶大な世論の支持を受け、順風満帆の政権運営を開始したのですが、いずれの指導者も現在では支持率が低下してしまっています。
米国では国民保険制度が国民の理解を得ることが難しい状態であったことはさることながら、本年度のノーベル平和賞を受賞した大統領自らが、「戦時大統領」としてアフガニスタンへの増兵を決めたことが支持率低下の大きな要因のようです。
翻って日本では、首相自身の金銭問題はともかくとしても、沖縄の基地問題・子ども手当問題・国債発行について「リーダーシップ」を発揮できないことがこれまた支持率低下の大きな要因のようです。

米国については、このままではアフガニスタン戦争が「オバマの戦争」になりそうです。前政権下で始めた戦争の尻ぬぐいがオバマ大統領の最大の仕事になりそうで、非常にお気の毒だと思います。
本日マイケル・ムーア監督の新作「キャピタリズム・・・マネーは踊る」を見たのですが、オバマ氏の大統領就任によって民意が期待した「生活再建」的政策と、実際のアフガニスタンへの増兵のギャップにオバマ氏が苦しんでいるように見えます。
日本においても「国民の生活が第一」・「コンクリートから人へ」をスローガンに、この夏の総選挙に勝利した民主党政権ではありましたが、実際に政権を引き継いでみれば、その今までの主張と現実とのすざまじいギャップに身がすくんでしまっているように見えます。
いずれの国も、過去の政治の尻ぬぐいをするのが精一杯で、本当にやりたかったことに着手するどころの話ではないと言うことなのでしょう。

特に日本の場合は連立政権と言うこともあって、なんだか与党第一党の民主党が社民党や国民新党(特に亀井静香あたり)の主張に流されてしまっているように見えてしまい、与党第一党の党首たる鳩山由紀夫総理大臣のリーダーシップがただでさえ見えにくいことがある上に、先のエントリの江川紹子氏の指摘のとおり鳩山由紀夫氏の性格もあって、ことがらがなかなか決まらない状態になっていることも、国民の不満をかき立てることになっているのでしょう。

しかし、よくよく考えてみると、連立政権は連立与党第一党がその他の与党に気配りをしながら政権を維持するものであって、一部のブログが主張するような「小異を捨てて大同につく」ということは連立の意味が全くわかっていないとしかいいようがありません。
連立政権とは、連立第一党は、次の選挙で単独第一党を獲得すべく己の政策に磨きを掛け、それ以外の与党は連立政権の中での発言力を増していくことで与党の中での埋没を防ぎ、次の選挙での議席拡大を目指すというものなのであって、かっての自社さ連立や自公連立のように、少数党の原理原則を曲げてまでついていくというものではないのです。
与党第一党の民主党は、逆説的ですが、与党第一党であるが故に社民党・国民新党の主張に耳を傾けた上で、調整をしてようやく政策が実現できるのです。そこでは総理大臣は強力なリーダーシップというよりもむしろ調整力・国民に対しての説明力が必要なのです。

鳩山由紀夫総理大臣に調整力や国民への説明力があるのかどうかが問題であって、強力なリーダーシップは問題になり得ない。むしろ過去の歴史を考えれば、強力なリーダーシップをもった指導者が必ずしもそこにいる民衆の幸福に寄与できたわけではないと言うこととは、ドイツのナチス、イタリアのファッショ党、ソ連のスターリン、中国の毛沢東を考えればYESと言う答えになると思います。

そう思えば、今月よく叩くことができ、アクセスを格段に増やしていただいた(笑)阿久根市市長なんぞは極めて強権的な人物であって、一連の発言を鑑みても、目指しているのは国家社会主義としか思えません。
しかしこんなでたらめな人物であっても、住民の支持を得て職に就いているわけです。
また大阪府知事を筆頭とする「もの言う知事」達も阿久根市市長同様に、身近に敵を見つけその敵を痛めつけることで一般大衆の溜飲を下げさせ、住民の不利益になる政策を実現させるようにしか見えませんが、総じて住民の支持は高いようです。

思うに政治に強力なリーダーシップがあることは百害あって一利なしといえます。
それは小泉政権下での様々な社会保障改悪で明らかです。
しかし、現在のような自民党に愛想を尽かして民主党に投票しては見たものの、目に見える「改革」がなされていないという不満は、いつの間にか強力なリーダーシップを持った指導者の登場を待ちわびることになってしまい、その人物が出現してしまうと、もはや取り返しがつかなくなってしまうことになるのではないかという危惧を感じてしまいます。
思うに民主主義自体が少数者の意見を無視しないという原理を持つ以上、今の日本の状態は本来の民主主義国家の姿なのかもしれない。今までの自民党独裁になれてしまっている身としてはとても頼りないのですが、今、本来の民主主義を日本に根付かせている所なのかもしれません。

過度な期待は禁物ですが、「自民も民主も結局駄目だった・・・」などといった絶望は、結果として独裁を招きかね無いと思います。
絶望することなく現政権とつきあっていきたいと思っています。

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Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


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