web拍手 普天間基地の問題では、マスコミは日米同盟の堅持を求める立場にあるようで、例えばこんな話なんかは鳩山由紀夫首相の指導力のなさとして、格好のマスコミの批判対象となるのかもしれません。普天間は3党で結論 与党3党首が会談(東京新聞)鳩山由紀夫首相(民主党代表)は11日夜、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表と都内の料理店で会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、与党3党で十分..."> で、どこの誰が怒っているの? 好日亭日乗
FC2ブログ
≪ 2021 04   - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - -  2021 06 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

普天間基地の問題では、マスコミは日米同盟の堅持を求める立場にあるようで、例えばこんな話なんかは鳩山由紀夫首相の指導力のなさとして、格好のマスコミの批判対象となるのかもしれません。
普天間は3党で結論 与党3党首が会談(東京新聞)

鳩山由紀夫首相(民主党代表)は11日夜、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表と都内の料理店で会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、与党3党で十分に協議した上で結論を得ることで一致した。2010年度予算案の財源に特別会計の「埋蔵金」を活用していく方針も確認した。(後略)
(共同)


自公政権時代もそうでしたが、民主党の連立相手である社民党と国民新党は、各々の党の独自色を出さなければ連立の中で埋没し、結果として次の選挙では確実に議席を失ってしまう訳で、自党のマニフェストにはできるだけ忠実であろうとすることで独自色をアピールしようとします。
逆に民主党は両党が連立を離れることがあれば、来る来年の参議院選挙でダメージを受けることになりますし、それより前に、来年度の予算編成で多難な道のりを歩まざるを得なくなります(単独で参議院は過半数を獲得していませんからね。とはいえ強行採決を連発すると過去の安倍・福田・麻生政権と同じになり厳しい批判を受けざるを得なくなります)。

だから連立政党では少数政党の立場はその受ける印象とは別にむしろ強くなります。だからどう考えても民主党は他党と協調していくしかないわけで、他党の言い分を全部とは言わないにしても通しながら重要な案件を解決するしかありません。
つまり連立政権の首相は指導力よりも調整力が必要とされるわけです。鳩山首相にそもそもの問題としてその調整力があるかどうかはともかく、鳩山首相に指導力がないように見えるのはむしろ当然なわけです。

この問題でのマスコミの批判はもう一つあって、鳩山内閣にの対応に米国は怒っているというものです。
要するに日米同盟の方が基地移転よりも重要だろうという主張です。
普天間協議中断 同盟の危機回避へ決断せよ(12月10日付・読売社説)

その場しのぎの優柔不断な対応を重ねた末、連立政権の維持を最優先するという鳩山首相の判断が、日米同盟の危機を招いている。

 このまま放置すれば、安全保障だけでなく、政治、経済などの分野を含め、日米関係全体に重大な影響を与えかねない。

 岡田外相が「日米同盟が若干揺らいでいる」との懸念を表明するほど、現在の日米関係は憂慮すべき状況にある。鳩山首相は、この事実をきちんと認識し、建設的な対処方針をまとめるべきだ。

 沖縄県の米海兵隊普天間飛行場の移設問題を協議する日米の閣僚級の作業部会が中断されることになった。日本側が、与党の社民党の反対を理由に、年内の決着を先送りするよう伝えたためだ。

 来年の日米安保条約改定50周年に向けて、同盟関係を深化させるための日米協議についても、米側が延期を通告してきた。

 首脳会談で「迅速に結論を出す」と確認しながら、国内事情から年内決着を一方的に断念する。これでは、信頼関係を基盤とする日米の共同作業は成り立たない。(後略)(太字は引用者)


要するにお国の利益のために沖縄県民は引き続き辛抱せよということですね。
いままで沖縄県民はそのように言われ、ひたすら辛抱してきたわけで、これはあまりにも沖縄県民に冷たい言い方です。

では当のアメリカはどう考えているのか?
ニューヨークタイムズ紙のコラムです

President Obama has a Japan problem. I know, it’s not an issue that keeps him up at night. But when U.S. ties with its most important Asian ally get ugly over security rather than semiconductors, the world must be changing.
(中略)
In short, the need for the Japan-U.S. alliance is real even if the Japanese urge for liberation from its more demeaning manifestations is growing. That says to me that everyone should take a deep breath. U.S. impatience should be curbed along with the pie-in-the-sky “world of fraternity” musings of elements in Hatoyama’s party. Be flexible on Futenma but unyielding on the strategic imperative binding America and Japan.


英語はあまり詳しくないのですが(笑)、どうやら、
オバマが日本問題で忙殺されていることは確かだが、それは夜も眠れないほどの問題ではない。
しかし、アメリカがアジアで最も重要な同盟国(=日本)との防衛がおかしくなっていることにについて半導体問題以上に纏めようとしている。世界は変わりつつあるからだ、といい、
結局のところ、たとえ日本人が基地の解放を望む声が高まっているとしても日米同盟は現実に存在する。
これは私(引用文の筆者)には関係者全員が一呼吸置いて落ち着く必要があると言っているということだ。
アメリカはそのいらだちは鳩山首相の党(=民主党)が言う「友愛」という絵に描いたような餅のような話にとどめておくべきだ。普天間の件は柔軟にあれ、しかし戦略上からも大いに日米の結びつきは堅くあり続けるべきだ。
と言っているようです。
コラムを読む限りではアメリカが普天間の問題で怒っているとか、この問題が解決しなければ日米問題が重要な局面を迎えるとは思えません。

そもそも普天間基地の海兵隊は将来的にアメリカ軍の戦略として、グアムに移ることが決まっているとのことであり、そのとうりなれば、いずれ移転するのですから、移転にかかる経費やらそれまでの間の滞在費他をいかに日本に支払いをさせ、アメリカの負担を減らすのかという方がアメリカにとってはより重要でしょう。
そもそも外交はある部分チキンレース的な要素があり、アメリカは日本の譲歩を引き出すために怒ってみせることは交渉のテクニックとして当然で、日本としては自分(民主党)はいいのだが、社民党と国民新党の理解が得ることができないと言って交渉することは決して間違ってはいないと思います。かっての自民党政府はアメリカと交渉するときは「社会党が怒っていて」と言い、アメリカの譲歩を引き出したと聞いています。

普天間の基地問題は結局国内問題でしかないのであって、市長選結果後まで結論を先送りにすることは沖縄県民の意思の再確認という意味では決しておかしくないわけです。もちろん沖縄県選出の国会議員は普天間基地の県外・国外移転を公約に当選しているわけですから、その点でもっと強硬にアメリカと交渉せよという意味で批判はかまわないと思いますが、マスコミの主張するような批判は的外れであると言えるでしょう。

アメリカはこの問題では怒っていない。むしろ怒っているのはマスコミであり、前政権党だった自民党であって、特に自民党については何らかの基地移転に伴う利権が絡んでいるのでこのようなことを言うのではないかと疑念を起こさせるものです。

↓「ブログランキング」参加中!!。クリックお願いします。
スポンサーサイト





この記事へコメントする















Powered By 読書カレンダー

kodebuya

Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


-天気予報コム- -FC2-


QRコード