web拍手 昨年発生した大阪の個室ビデオ店放火事件について、昨日大阪地裁での判決が出ました。個室ビデオ店放火 小川被告に死刑判決 大阪地裁(毎日新聞)昨年10月、大阪市浪速区の個室ビデオ店「キャッツなんば店」に放火し、16人を死亡させ、4人に重軽傷を負わせたとして、現住建造物等放火と殺人、殺人未遂の罪に問われた住所不定、無職、小川和弘被告(48)の判決公判が2日、大阪地裁であった。秋山敬裁判長は「衝動的に自殺..."> 個室ビデオ店放火事件の判決に改めて思う 好日亭日乗
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昨年発生した大阪の個室ビデオ店放火事件について、昨日大阪地裁での判決が出ました。

個室ビデオ店放火 小川被告に死刑判決 大阪地裁(毎日新聞)

昨年10月、大阪市浪速区の個室ビデオ店「キャッツなんば店」に放火し、16人を死亡させ、4人に重軽傷を負わせたとして、現住建造物等放火と殺人、殺人未遂の罪に問われた住所不定、無職、小川和弘被告(48)の判決公判が2日、大阪地裁であった。秋山敬裁判長は「衝動的に自殺を決意し、放火した。他の客が死亡することを容認していた」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。無罪を主張していた弁護側は即日控訴した。


この裁判は被告人が無罪を主張しており、また、自白の任意性なども争点になっていることから、まだまだ紆余曲折があるのではないかと思いますが、仮に事実が全て裁判所の認定通りであるとするならばとんでもない事件であり、被告人がやったであろう行為には何ら同情の余地はありません。当ブログは死刑制度については判断は保留する、どちらかといえば廃止の立場ですが、この判決自体は極めて厳しいものであってしかるべきです。

とはいえ仮に全てが裁判所認定通りであったとしても、この被告人を刑に処せば全て事足りるのかというと釈然としないものを感じます。
以前の記事にも書いたのですがこの事件は単なる自殺願望の男が起こした身勝手な事件ではなく、その根底には日本の貧困問題があると思います。被害者の内何名かはアパートを借りることができずやむを得ず同店を利用していた方達です。また加害者も現状に絶望していた状態で犯行に及んだと事件当時の報道されていたことを覚えています。
湯浅誠氏の
反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)
(2008/04)
湯浅 誠

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を先日読みましたが、現代の日本はそのサブタイトルにあるように「すべり台社会」であり、たとえばいったん正社員の座を失ってしまうと、ここ20年近くの新自由主義政策により社会のセーフティネットが壊れてしまたことによって、そのまま貧困に陥ってしまう恐るべき社会になっていると分析しています。そしてそうなることは「自己責任」だけではかたずけられないと主張しています。

もしきちんとした貧困対策が取られていれば、ここまで多くの被害者が出ることはなかったでしょうし、そもそもこのような事件が起こらなかった可能性もあるとすら当ブログは考えます。
もっと将来に希望のもてる社会にならなければこのような事件はこれからも発生するでしょうし、厳罰化だけでは防ぐことができないと思います
この事件は秋葉原の通り魔事件で問題になった「派遣切り」と同様に、社会がその要因を一部作ってしまったことを問題にすべきで、単なる一個人の特質ということで問題を矮小化させるべきではありません。

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Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


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