web拍手 そんな器量はないが(苦笑)、私が土地付き一戸建てを現金で購入しようとしたとしましょう。更地を購入して、そこに家を建てて・・・という感じです。ところが、最初の見積もりに過ちがあったのか、建築の途中で資材の価格が暴騰するかして、当初の見積もりを超過しそうだということがわかりました。しかし既に予算の7割は、土地の購入やら資材の購入・職人さんへの給料なので既に使ってしまいました。この場合考え方がおおざっぱ..."> 八ッ場ダム・・・つくらなければもったいないという考え方 好日亭日乗
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そんな器量はないが(苦笑)、私が土地付き一戸建てを現金で購入しようとしたとしましょう。
更地を購入して、そこに家を建てて・・・という感じです。
ところが、最初の見積もりに過ちがあったのか、建築の途中で資材の価格が暴騰するかして、当初の見積もりを超過しそうだということがわかりました。しかし既に予算の7割は、土地の購入やら資材の購入・職人さんへの給料なので既に使ってしまいました。
この場合考え方がおおざっぱに分けると3つあると思います。
1.あと少しで完成するなら、追加出費を覚悟で継続する。
2.完成のめどが立ちそうにないなら諦めて中止。
3.せっかくここまでお金を使ったのだから、いくら費用が掛かるかわからないがとにかく作り続ける。
  追加出費についてはは頑張って働いて用意する。もしくは借金して用意する。

もしもわたしが3・を選び「とにかく家を建てるのだ。多少の我慢をしろ」と家族に強要したとすれば、どうしてもなければ困るということなら、家族の了解も得ることができるでしょうが、特に緊急の必要がないとすれば家族の反発は大きいでしょうね。

さて、八ッ場ダムを巡る意見の中にはせっかくここまでお金を使ったのだから、作りきってしまおうというものがあります。家と一緒にしてはいけないとは思うのですが、あまりにも当初のもくろみと異なることが判明したのであれば、これ以上の出費を避けるためにも(特に緊急性がないのであれば)中止するということは立派な判断でしょう。
また、これは公共事業でありいつ来るかわからない自然水害の防止や水資源の利用を確保することは一種の投資であるということもできるでしょう。
しかし、投資の考え方として「ここまで投資したのだから中止するのはもったいない」というのは一番下手なやり方でしょう。投資である以上、損切りして撤退するというオプションは常に持っておく必要があります。

以下は先日の千葉市長選挙で当選した熊谷俊人氏のブログ記事です。
「八ッ場ダムを巡る報道に違和感」http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/128640268.html
まったくその通りだと思います。

太平洋戦争中のガダルカナル島では、日本軍守備隊を早々に撤退させることも大本営は可能だったにもかかわらず、兵力の適時投入ということをし、最終的に同島を撤退するまでに多大な人的・物的被害を生じさせました。もちろん早期撤退をしたからといって戦争の結果が変わったとは思えないにしても、あまりにも悲惨なことになりました。その後もこのままでは英霊達に報いることができないといい、無謀な戦いを続け、国を滅ぼすこととなってしまいました。
またパチンコ・競馬で大負けする人のメンタリティもそうですね。「こんなにつっこんだんだから、次はくるだろう」とつぶやきながらさらに負けていく姿。あまりに無惨です。

一連の報道は政治に翻弄される住民の声を聞けということで(その割には賛成派の声しか聞こえません。賛成派ばかりならなぜ57年もかかるのでしょう?)、確かにダムに水没することを前提に新生活をすることにした住民感情に配慮せよということはわかりますし、あくまでも中止する場合にはしかるべき保証がなされるべきだは思います。民主党政権はその点を至急明確にする必要があるでしょう(この臨時国会に法案が提出されるようですが)。

とはいいながら事業自体の継続の可否は、本来の目的だった治水と水資源の確保の有効性がこのダムの建設に未だにあるということが明確か否かで判断されるべきであって、単に「ここまで予算を使ったのだから、作らなければもったいない」という考え方は、結局は現在日本中で計画されている全ての公共事業にお墨付きを与える考え方でしかない思います。
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Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


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