web拍手 ジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」(岩波書店)を読み終わりました。夏休みの宿題として7月の頭からぼちぼち読み進めていたのですが、上下巻ということもあり、ようやく今日読み終わったのです。終戦の翌日から、占領軍の撤退までの数年間を、庶民の記録や日本側の資料、もちろんGHQの記録を元に再構築したものです。ジョン・ダワーはアメリカの(連合軍ではあったものの、その実質はアメリカの一国占領でした)占領により..."> 「敗北を抱きしめて」を読了した 好日亭日乗
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ジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」(岩波書店)を読み終わりました。
夏休みの宿題として7月の頭からぼちぼち読み進めていたのですが、上下巻ということもあり、
ようやく今日読み終わったのです。

終戦の翌日から、占領軍の撤退までの数年間を、庶民の記録や日本側の資料、もちろんGHQの
記録を元に再構築したものです。
ジョン・ダワーはアメリカの(連合軍ではあったものの、その実質はアメリカの一国占領でした)占領により、日本の民主化は行われた。すなわち上からの民主化であったといいながら、その民主化は単なる西洋型の民主主義ではなく、天皇制の維持を中心とした日本型とのハイブリッドのものであったこと、また、日本国憲法は確かにGHQの主導で作られたものであったとしても、その前後に起こった朝鮮戦争を契機にその空洞化を主導したのもアメリカであったことを書いています。
また、民主化の深耕と同時に生じたGHQによる言論の検閲・ドッジラインによる経済の統制は結果として現在も問題となっている日本の官僚支配の原因となったことを明らかにしています。

歴史は断絶するものではなく、過去が現在を生み出しているとするのであれば、中学・高校の歴史の授業では一番やらないところでもあるし、このような本を通じて学んでいくべきだと思います。
非常に面白い本でありました。
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Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


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