web拍手 みんなの党や、一部の首長は公務員の削減を叫んでおり、それが世間の支持を得ているわけですが、支持される理由がどうも「民間より生活が安定しているのは不公平だ」とか「ろくな仕事もしていないのに給料が高い」というメンタルな部分に依存しているのではないのかと思われます。冷静に考えれば公務員を3割も削減しようとすれば、つい我々が思いがちな霞ヶ関の高級官僚だけをその対象となるはずもなく、成果がわかりやすい数値目..."> 公務員は高給取りという幻想 好日亭日乗
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みんなの党や、一部の首長は公務員の削減を叫んでおり、それが世間の支持を得ているわけですが、支持される理由がどうも「民間より生活が安定しているのは不公平だ」とか「ろくな仕事もしていないのに給料が高い」というメンタルな部分に依存しているのではないのかと思われます。

冷静に考えれば公務員を3割も削減しようとすれば、つい我々が思いがちな霞ヶ関の高級官僚だけをその対象となるはずもなく、成果がわかりやすい数値目標だけが一人歩きするようなことがあれば人員ボリュームが高いであろう各地にある労働基準局や、福祉事務所などがその対象になるし、そうなれば公務員が提供するはずの我々に影響するサービスが悪くなる可能性が極めて高いといえます。

アメリカは所謂「小さな政府」であり、自己責任の国だといわれていますが、実際は市民のボランティア精神は高いですし、またビルゲイツやウォーレンバフェットという大金持ちは多額の寄付をしているわけで国家が何もしない替わりに社会がセーフティネットを用意しているということです。一方日本では元々ボランティアに対する意識は高くないところ、国家が提供する福祉は昔より十分なものではなくその主要な部分は企業が担っていたわけですが、そのような「日本型経営」はグローバリゼーションの下では放棄されてしまいました。その上日本的な家族制度や近所づきあいも崩壊しつつあるわけですからこのまま、行政サービスが縮減されるようなことがあれば生活弱者にとっては文字通り生死に関わる問題になりかねないと思います。

いやいや、そうではない。
公務員と民間の給与格差が問題なのだというかもしれません。
本当に給与格差はあるのか。
気まぐれな日々のこちらのエントリのコメント欄でこの点について活発な議論がなされており、公務員バッシングをする方の思考もよくわかりますので是非ご覧になっていただきたいのですが、給与格差についてはこちらのコメントが具体的なデータを提示されていることもあり非常に参考になります。
これを見る限りでは平均的な公務員は民間と同程度の給与水準であることがわかるのですが、過去延々と人事院が民間並みの給与水準を勧告していたことを想起すれば当然の結論です。

どうやらみんなの党や一部首長は自分たちの主張を通しやすくするためにわかりやすい敵を設定しそれを叩いているということなのでしょう。
渡辺喜美は「退職した公務員はハローワークに並べ」と言い放ったようですが、実際にハローワークに並ぶ公務員は高級官僚ではなく、つい先日までハローワークの職員だったという笑えない話になる可能性もあるし、ただでさえ雇用対策をしなければいけないところにこれ以上の求職者を増やしてどうするのかとも思ってしまいます。

民間の敵は公務員ではない。その点は間違えてはいけないしそのような言説に騙されてはいけないと思います。

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kodebuya

Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


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