web拍手 小沢一郎を起訴相当と議決した検察審査会のニュースも普天間の問題でかすみがちですが、そういえばこの事件は裁判が始まっていたのでした。違法献金事件:「訴因変更」で立ち往生 大久保元秘書公判(毎日.jp)(前略)大久保被告は、陸山会事件に先立つ昨年3月、西松建設を巡る違法献金事件で逮捕・起訴された。起訴内容は03?06年、同社からの献金をダミーの政治団体からと偽って陸山会の政治資金収支報告書に記載した政..."> 振り上げた拳の下ろし先がわからなくなった検察 好日亭日乗
FC2ブログ
≪ 2021 04   - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - -  2021 06 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

小沢一郎を起訴相当と議決した検察審査会のニュースも普天間の問題でかすみがちですが、そういえばこの事件は裁判が始まっていたのでした。違法献金事件:「訴因変更」で立ち往生 大久保元秘書公判(毎日.jp)

(前略)大久保被告は、陸山会事件に先立つ昨年3月、西松建設を巡る違法献金事件で逮捕・起訴された。起訴内容は03?06年、同社からの献金をダミーの政治団体からと偽って陸山会の政治資金収支報告書に記載した政治資金規正法違反。この事件では、検察側と弁護側が事前に争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きを9回重ねて昨年12月18日に初公判、今年1月13日に第2回公判が開かれ、当時は今春にも判決が言い渡されると見込まれていた。

 ところが特捜部は1月16日、陸山会の07年分の収支報告書の支出を4億円過少記載したとして大久保被告を再逮捕。04、05年分の別の虚偽記載も含めて立件し、2月4日に東京地裁に両年分の訴因変更(07年分のみ追起訴)を請求した。訴因変更請求があった場合、裁判所はすぐに許可するケースが多い。だが、東京地裁は今も訴因変更を認めていない。

 ネックとみられるのが公判前整理手続き。ある業務上過失致死事件の判決で東京高裁は08年11月、「公判前整理手続き後は、争点整理と審理計画が策定された趣旨を無視した訴因変更は許されない」との判断を示した。この高裁判例を念頭に、大久保被告の弁護側は「公判前整理手続きで争点を絞り込んだのに、検察はだまし討ちのように訴因変更請求をした」と主張しているとみられる。

 これに対し、検察側は「やむを得ない措置」と反論。検察側、弁護側双方とも一歩も引く構えを見せていないという。

 「公判が長引き迷惑をかける」。大久保被告は3月30日付で公設秘書と小沢氏の事務所を辞職した際、周囲にそう説明したという。

 【ことば】訴因変更

 起訴状に記載された犯罪の具体的内容(訴因)を変更する手続き。事実関係が大きく変わらない範囲で、適用罪名や記載内容を修正する場合に検察官が請求する。裁判所が検察官に変更を命じることもある。起訴内容と全く別の内容を追加する場合は同じ罪名でも訴因変更はできず、追起訴が必要になる。政治資金収支報告書の虚偽記載罪は、虚偽の内容が含まれる報告書を提出することで成立するため、検察側は同一の報告書の別の虚偽記載を立件した場合には追起訴することができず、訴因変更することにした。

検察側が政治資金規正法違反の罪で大久保元秘書を逮捕起訴したものの、それのみでは有罪にすることができないことが明らかになったため、それ以外の虚偽記載を訴因に追加することで有罪に持ち込もうと目論んでいるということでしょう。弁護側の訴因変更を拒絶する気持ちは(「だまし討ちだ」といっているかどうかはともかくとしても)時間を掛け公判前整理手続きをし、かつ、既に公判が複数回開かれていることを考えれば、理解できることです。

もちろん素直に検察の主張に従い、審理を再開すれば早々にでも第1審判決は出るのでしょうから、弁護人側の無駄に審理を再開させていないようさえに見えるこの戦術に批判はあるとは思うのですが、よくよく考えれば裁判は(言い方は悪いけど)ゲームのようなもので、一定のルールに乗っ取って攻撃防御方法が提出されるからこそ適切な審理がなされるのであって、後出しじゃんけんのようなことを認めることがあってはならないのです。ましてや敗訴の見込みがあるという理由であれこれ訴因を追加することは公判前整理手続きの趣旨を無視するようなものです。よって弁護人が訴因変更を拒絶する方が正論だと思います。
この検察の行為はいまや拳を思いっきり振り上げては見たものの下ろし先が見あたらないまま振り上げたものだから、なんとしても形を作ってしまえというようにしか見えません。

しかし、障害者郵便割引不正事件の実質無罪の判決といい、その関連の厚労省元局長・村木厚子の郵政不正事件の裁判といい、地検特捜部の強引な捜査が目につきます。THE JOURNALの山口一臣の「ダメだめ編集長日記」によれば、強引な捜査・起訴はの背景には特捜検事の出世と保身、プライド、それから退官後の経済的利益追求に対する飽くなき欲望の強さがあり、それがある種の焦りとなって、見込み捜査を邁進させる原動力になっているということだそうです。そして、それを助長しているのが、思い込みの強さと勉強不足の甚だしさということです。

↓「ブログランキング」参加中!!。クリックお願いします。
スポンサーサイト





この記事へコメントする















Powered By 読書カレンダー

kodebuya

Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


-天気予報コム- -FC2-


QRコード