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決断力があったんだと妙に感心しました。
そんな決断力があるなら、昨年麻生下ろしを貫徹すればよかったのに。
<与謝野元財務相>新党結成で合意 平沼元経産相代表就任へ(毎日新聞)

自民党の与謝野馨元財務相と無所属の平沼赳夫元経済産業相が新党結成で合意したことが3日、明らかになった。代表には平沼氏が就任し、与謝野氏も同格のポストに就く見通し。与謝野氏は3日、自民党本部で谷垣禎一総裁に7日付の離党届を提出し、記者団に「間延びしないようになるべく急いでやりたい」と旗揚げを急ぐ考えを示した。園田博之前幹事長代理も週明けに離党して新党に参加する。

 与謝野、平沼、園田氏と自民党の藤井孝男元運輸相は5日会談し、新党結成の準備を本格化する。藤井氏は3日、岐阜市内で記者団に「新しい体制の中でやることも自民再生の道としてはあるのではないか」と述べ、新党参加に前向きな姿勢を示した。

 与謝野、平沼両氏の関係者によると、新党は来週にも、政党要件を満たす国会議員5人で発足する。今夏の参院選では、昨年の衆院選で落選した橋本大二郎前高知県知事らの擁立を検討している。

 谷垣氏は3日、与謝野氏との会談で「民主党を追い詰めるという目標は同じ。何か一緒にできる道はないか」と真意を探ったが、与謝野氏の離党の意思は固く、慰留しなかった。ただ、与謝野氏は「自民党分裂とはとらえないでほしい。一人の与謝野馨が去ったと考えていただいた方がいい」とも述べ、自民党議員への離党の働きかけは否定した。

 与謝野氏の離党を受け、大島理森幹事長は福岡県筑紫野市で記者団に「すでに雑誌等でかなりはっきりおっしゃっているので、予想された範囲という受け止めをする人が多いのではないか」と述べ、党内への影響は少ないとの見方を示した。与謝野氏らとの連携を模索する鳩山邦夫元総務相は同県久留米市で「そういう方向に行くのではないかと期待している」と語った。

 一方、鳩山由紀夫首相は視察先の大津市で記者団に「自民党もたいへんだなあという思いはあるが、それぞれの政治家が政党活動をするのは一人一人の信念の話だから、今の立場からコメントすることはない」と語った。

与謝野馨自身は決して選挙に強い政治家ではなく、民主党の同じく選挙に強くない海江田万里と同一選挙区で争っていましたが、いよいよこのまま野党で4年間暮らすことになると政治家生命の危機だと思ったのでしょうか。昨年は大臣の兼任の兼任を重ね限りなく総理に近い男としては我慢できないということでしょう。

しかし、与謝野馨といえばごりごりの新自由主義者でかつ郵政選挙では刺客を小泉に送られていないのですから郵政民営化賛成論者だったはずで、それが郵政民営化反対論者の平沼赳夫と組むというのは理解に苦しむところです。
亀井静香の批判が今回の騒動の本質を言い当てているように思えます。

亀井氏「永田町ごっこだ」=与謝野氏らを批判

4月3日13時47分配信 時事通信
 国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)は3日午前、テレビ東京の番組で、自民党の与謝野馨元財務相や無所属の平沼赳夫元経済産業相の新党構想について「政策的に違うから(手を)結ぶことはない」と連携を否定した。この後、記者団に「日本をどうするかでなく、自民党が負けそうだからということで新党をつくったのでは『永田町ごっこ』になる」と与謝野氏らの動きを批判した。
 亀井氏は昨年末、新党結成を視野に平沼氏に連携を呼び掛けたが、平沼氏が断った経緯がある。 

そもそも、与謝野と平沼の政策は違うのですから、こんなものは野合であって、連携なんかしてしまうと連携を持ちかけた側の見識が疑われかねない。所詮自民党という沈みつつある船から逃げだそうとしている鼠なのです。ご本人が言うように「自民党分裂とはとらえないでほしい。一人の与謝野馨が去ったと考えていただいた方がいい」ということで自民党の別働隊が新たにできた。その認識で良いと思うし、自民党消滅を期待しているブロガーはこの件で間違っても喜ぶようなことをしてはいけないと思います、そもそも平沼も郵政解散後の首班指名では小泉純一郎に投票したほど自民党大好きな腰抜け男なんですから。

現在の所、岡田克也はこの新党との連携は否定しています。
与謝野氏との連携否定=岡田氏(時事通信)

岡田克也外相は3日、自民党の与謝野馨元財務相が離党届を提出したことについて「与謝野さんらしからぬ行動だ。同じ考え方を持った同志が集まったとも思えないし、ちょっと首をかしげている」と語った。また、与謝野氏と連携する可能性については「全く考えられない」と否定した。三重県いなべ市で記者団の質問に答えた。 

これは当然の反応で、こんな集団と連携するようなことがあると、外交は極右で、経済は新自由主義という最低の政策を選択させられかねない。現政権はいまや極めて問題のある政権ではありますが、かろうじて現政権を買える点は、外交などでは社民党が、経済政策では国民新党が民主党右派の暴走をかろうじて抑えていることで、国民との公約である「国民の生活が第一」のスローガンを何とか下ろすさなくているのですが、万が一にもこの集団とみんなの党を取り込むようなことがあると、社民党と国民新党は連立から切られてしまい、「国民の生活が第一」のスローガンは早晩下ろされるかもしくは変容させられることは必至です。
こんな集団を次間違っても回の参院選の「台風の目」になんてしてはいけないと思います。

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kodebuya

Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
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