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私はたばこは吸いません。といういい方は不正確で、現在禁煙して3年ほどになります。
それまではニコチン、タール1mgのたばこを1日1箱吸っていました。
禁煙の効能は体と財布にあって、体でいうと喫煙時は毎朝のようにあった胸焼けが解消しましたし、
走ってもすぐ息が上がるということも無くなってきました。お財布でいうと1日あたり300円ほど節約できているるわけですので、安月給の身としては浮いたお金をためて買い物をしたりとそれなりに有意義に使うことができていると思っています。
私は禁煙するまではたばこを吸い酒を飲んでいましたので、かなりの税金を国に対して支払ったことになります。
ちなみに、
たばこの価格には「国たばこ税」「地方たばこ税」「たばこ特別税」「消費税」の4つが含まれています。税率が6割を超える最も税負担の大きな商品の1つです。1箱300円のたばこの場合、国たばこ税 ─ 71.04円、地方たばこ税 ─ 87.44円、たばこ特別税 ─ 16.40円、消費税 ─ 14.28円、となり、189.16円も税金がかかっています。

さて、昨年も議題になりさんざん騒がれたあげく煙のように(笑)消えてしまったたばこ税の増税話ですがここになって再浮上しています。鳩山首相も前向きなようです。
<鳩山首相>たばこ税増税に前向き(毎日新聞)

鳩山由紀夫首相は30日、首相官邸で記者団に対し、「(たばこ税は)環境や体の面から見て、増税ありうべしかなと思う」と述べ、厚生労働省が10年度の税制改正で要望しているたばこ税増税に前向きな意向を示した。

 たばこ税については、民主党が政策集で「健康への影響を考えた基準で課税する」と指摘。政府税制調査会への首相の諮問でも、たばこ税見直しが盛り込まれていた。これに対し、政府税制調査会は「たばこ増税は検討に時間がかかる」と慎重な姿勢を示してきたが、首相発言で今後増税議論が加速する可能性もある。(以下後略)


たばこ増税論議が混乱することの要因については高野孟氏の以下の論考が詳しいと思います。

高野孟氏の論考

これによれば健康増進を旗印とする厚生労働省側の思惑と、税収増加を目論む財務相側との思惑があり、たばこは健康のこともあり吸わせたくないが、税収が減ると困るのでほどほどに吸ってくれという極めて都合の良い話をどう成立させるのかということのようです。
特に税収増加については、たばこを値上げすることにより、それを契機として禁煙・節煙をする人が増え結果として減収になるという試算があり、財務省はその点から増税に難点を示しているようです。
しかしながらこの点については予防医学の観点で論議される必要もあると思います。
厚生労働省側の主張は、喫煙による健康リスクファクターを取り除くことで、将来発生するおそれのある健康保険コストを減らそうというもので、私自身は厚生労働省の主張に一理あると思います。
またたばこによる損害は単に健康のリスクファクターとなるにとどまらず、寝たばこによる火の不始末から生じる火災については現実に人命と財産を奪っていることも見逃してはなりません。
高齢化社会が進行している日本においては、将来の税収は確実に減っていくわけで、ならばいかに今後社会が負担するであろうコストを下げていくかということも考えることも必要でしょう。
この増税論議には所謂「予防医学」の観点もあって良いのではないかと思うわけです。

ただ、かってナチスドイツでは、ヒトラーが喫煙者でなかったこともあってか禁煙が国を挙げて奨励されていたようです
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ナチスは禁煙をすることで健康なアーリア人を増やし、国の保険負担を減らすことで戦争がよりしやすくなる国を目指していました。
メタボ検診もそうですが、健康とは国から強制されるようなものではないと思います。
その点で厚生労働省の主張が財務省の主張に負けるのかなと思います。
また税金を取りやすいところから取るという意味合いの増税であることに違和感を感じることも事実です。ただし、予防の観点からもっと論議されて良いのではないかと思う今日この頃です。

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kodebuya

Author:kodebuya
関西出身のkodebuyaです。
心と体を鍛えてかっこいいオヤジになりたいです。
ラーメンと犬が好きです。


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